考えてみた。私が絵を描く理由。

30半ばから絵を描く活動を始め、今は40半ばになりました。
年齢についていけないマスダです。

そんなマスダ、今回は「何で自分は絵を描いているんだろう?」というところを
よーーく考えてみました。


だってさ、30歳すぎてから「ワタシ、絵を描いて生きていきます!」つって、活動を始めるって客観的に考えてみたら、なかなかだよね。

多分普通は躊躇するんじゃないかと思うんだけど、マスダは思い立ったら一直線なので、何も考えずにただただ進んだよ。

ただのバカ説もあるかと思いますが、考えるばかりで何も進んでいないよりは
バカになってとりあえずやってみる方がマスダはずっといいと思っています。


そうしたら何かしらの次が見えてくるからね。


。。あ、ちょっと話がずれてきたので、何でマスダは絵を描いているのかの理由を考えていきたいと思います。

私が絵を描く理由。

①ただ好き。

いちばんの理由はほんとにこれだけと思います。

小さい頃から、塗り絵だったり絵を描くことだったり、作るっていうことがただただ好きだったんです。

何で好きなの?って言われてもそこの理由はわからない。
だって好きなんだもの。。!


ただそれだけで、小学校の時とかも絵を描いたら褒められるタイプだったので
その「好き!」は変わらずずっとありました。

小学校、中学校の時に先生に何やら言われたり、自分の絵に対して否定的な言葉をかけられることが絵を描くことが嫌いになる原因だそうなので、

本当に小中学校の先生や、それくらいの年齢の子に関わる人たちは子供が描いた絵に対して否定的な言葉をかけるのだけはやめてほしいです。


絵はその人自身を表現する方法のひとつな訳なんで、そこを否定するってその人自身を否定するって事と同じくらいに、その人を傷つけるのだと思います。

どんな絵でも認めて、そして褒めてあげてほしいです。


。。。ってまたちょっと話がずれてきてしまいました。



とにかくマスダの中に「好き」はずっとあって、将来の夢は絵を描いて生きていく事。

すごい人見知りで恥ずかしがり屋だったマスダは、誰にもその夢は言っていませんでしたが。


そんなただただ「好き」が、絵を描く理由のひとつです。

②描くことで役立ちたい気持ちがある。

小さな頃は役立ちたい、だなんて思ってもいませんでしたが、
30半ばから活動を始めた時には

「描くことで誰かの役に立てたら。」

という気持ちが出てきていました。

仕事から帰ってきて、ほっとしたい時、絵を観ることで明日もまた頑張ろうと思ってもらえるような。

そんな風になれたら自分自身も嬉しいかぎりです。

そう思うようになったのは、活動を始め絵をご購入くださった方々から

「家に帰ってきてこの絵を観ると何だかホッとするんですよ。」
「何だか癒されます。」

など言っていただけたことがきっかけとなっています。



癒されるって。。ほんとに。。?

とはじめは信じられない気持ちと恐れ多い気持ちがありましたが、
そう思っていただけるのなら、

持ってくださる方のお守りみたいになるようなものをずっとずっと描き続けていこう。

そう思うようになったのです。

これが理由の二つ目かなと思います。

絵を描くことでどうなっていきたいのか。

絵を描いていくことで、どうなっていきたいのか。

これはずっとわからないままマスダは進んでいました。

なぜかと言うと、自分自身の気持ちよりも

「こうしなければならないんだろう。」とか
「ここでやっていかなければダメなんだろう。」

という考えでいたからです。
自分がどうしていきたいかということよりも、一般的にはこうしないといけないんだ、という気持ちで進み、

どこへ行ったらいいのかよくわからない状態が長かったです。


きっと現代アート界でやっていかなければいけないんだ。
有名にならなければいけないんだ。

このギャラリーで展示が出来たらすごいって思われるだろう。

今思えば、そんなことばっかり考えてやっていました。


自分自身はそこでやりたいとも、そうなりたいとも思っていないのに。

マスダはさっきも言ったように、ただ持ってくださる方のお守りになるような絵を描いていければいいなと思っているだけでした。

現代アーティストになって、世界に羽ばたきたいとは微塵も思っていません。


買いたいと思う画材が買えて、日々絵を描いていくことが出来て、それを必要としてくださる方が少しでもいてくださる事、それでもう幸せなんだな、って気づいて

今までの自分って、なんて自分の気持ちを大切にしていなかったんだろうと思いました。


きっと、絵を描いて生きて行く、絵を描く理由にもいろいろあって、人それぞれひとりひとり理由は違うのだと思います。


世界的なアーティストを目指す人だったら、全く違う意見だろうし、
その人それぞれの考え、進む道、やり方があるんだろうと思うんです。


でもマスダは今でももう十分幸せなんだよな〜っていう事に気づいちゃったんですよね。

世界はこんな時だけれど、素敵な古民家に暮らせて、毎日大好きな庭いじりして、家族もみんな元気で、そして絵も描けて。←今は庭に夢中になっちゃって疎かになってるけど。汗

もうすごい幸せ感じちゃってるんです。
え、いいのかな?っていう感じ。


なのでこれからはこの幸せをちょっとずつ広めていけたらいいなぁと思って、それにはどうしたらいいだろう?と思い、寄付を考えたりしたのです。

絵の販売売り上げの一部を寄付していきます。【理由】

2020年7月15日


自分ばっかり幸せ感じてるんじゃなくてね。

そんな訳で、ゆる〜い感じで進んでいますが、今のマスダの素直な気持ちと絵を描く理由でした。


作品はオンラインショップでご覧いただけますので、良ければのぞいてみて下さいね。ではまた*

増田 智己
こんなゆる〜い感じで描く人がいたっていいじゃない。

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ABOUTこの記事をかいた人

刺繍入り画家 / フィンガーペイントアートクラス認定インストラクター

元アパレル販売員が34歳から画家活動開始。 描く縫う編むことで絵やぬいぐるみ制作しています。 もっと身近にアートを楽しむ、をテーマに活動中。 子供の絵・アウトサイダーアートが好き。▶︎▶︎詳しいプロフィールはこちら