ひさびさのお絵描き大好きな子供に育てるシリーズ*
3歳児編、始まるよ!
2歳児編はこちら。
3歳になると最初から意味付けして描く。
2歳の頃は最初から意味付けして描いていなかったので、はじめは「くるま」と言っていたものが後でまた聞いてみると「お団子」になっていたりと、そのときどきで変化していましたが、3歳になると
はじめから「くるま」を描こう!
と思い、描き始めるため途中「これはお団子でしょ?」とママが聞いても
「ううん、違うよ。くるまだよ。」
と言います。
描きたいと思うものが先に浮かんで、それにしたがって手が動いていくのですね。
でも、まだまだ形は描けず、丸をいろいろなものに見立ててたくさんの丸を描いていきます。
マスダの娘っこニコの3歳の頃、幼稚園で描いたじゆうが帳を見てみると、描いてる描いてる!
丸がいっぱい!
何か意味があって描いていたのかもしれないけれど、当時のマスダは「何か丸とかしか描いてねーな。。」くらいにしか思っていませんでした。。!
なので、「これ何描いたの?」とかも一回も聞いたことなかった気がする。。汗
無知なママだったな。。!今もだけど。
こうやっていろいろ知ってからまた、振り返ってみて見るとおもしろいです*
今3歳児のお子さんがいらっしゃる方は、同じような丸にも意味があるのでお子さんに聞いてみて、その丸の横に小さく丸の意味を書き留めておくと、後々よい記念にもなるかと思います。
ぜひ書き留めて、楽しんでみてください*
頭部人、頭足人、登場!!
3歳前後では、丸に点々や線だけの「頭部人」が現れ始めます。
その丸に点々に手足のような線がついたら「頭足人(とうそくじん)」です!
▼ニコも頭足人描いてた〜!めっちゃ手長いけど。
なぜ胴体がなくて頭から手足が生えているのかには、さまざまな説があるそうですが、頭の部分に身体全体が含まれているのではないかと考えられるようです。
まだまだ形を表すことが出来ない子供が丸と線を組み合わせて、身の回りのさまざまなものを表現しようとしているんですね。
この頃の絵を「丸と線だけしか描けない」という見方をするのではなく、
「丸と線だけでこんなにも想像力を働かせ、世界を広げようとしている」
という見方で見ていくとよいようです。
マスダは完全に「丸と線だけしか描けない」という見方をしていたんですが。。汗
▼これも。トトロみたい。
3歳児代のまとめ
- たくさんの丸や線で描いた絵の中身を聞いてあげよう。(その時、形の横に絵の内容をメモしておくと記念に)
- まだまだ、形を教えてはいけません。
形を教えてしまっていたら、3歳の子供が描くような丸をママやパパが描いてあげます。
そしてそのたくさんの丸や線を、子供と体験したことをお話しながらいろいろなものに見立てて描いていくのです。
大きい丸はパパで中くらいの丸はママ。。などのように。
3歳児が描くようなものに戻してあげるとよいようですね。
これは本当にだいたいの目安ですので、この時期にやらない。。!などはご心配なさらずに、その子のペースで楽しんでみてください*
4歳児編はこちら♪
今どきの子供のお絵かきはデジタル。。?
小学生から学べるおすすめのデジタルイラストスクールについてはこちら*
この記事は下の2冊を参考にさせていただき、書いています。
もっと詳しく知りたい方はこちらの本もどうぞ*
。。ってマスダはぜんぜん知らずに楽しんでなかったよ。。チキショー!では*