こんにちは*マスダです。
お絵描き大好きな子供に育てるシリーズ。←勝手にシリーズ化。
子供の絵の育て方、2歳児編です!
1歳児編はこちら♪
2歳前半ごろ・丸が閉じる
2歳を過ぎると、いろいろな物をつまもうとしたり、ボタンを穴に入れようとしたり「つまむ」事をしようとします。
1歳の頃は肩から肘、肘から手首を上手に動かせるようになりますが、次は手首から指先へと発達していくので、つまむようになっていくのです。
指でつまめるようになるという事は、その指先を集中して目で見ることが出来るという事。
今までのお絵描きは手の動きを楽しむものでしたが、指先に集中出来るので自分の描いた線を目で追うようになるのです。
そうして今まで描いた線とこれから描いていく線を見比べたり、どこまでこの線を描いていこうかという事も考えられるようになってきます。
これからの未来を考えながら進めることが出来るのです。
そうするとただやみくもにグルグル描いていた丸が閉じ始めます。
やまのこほいくえんより引用
丸が閉じ始める、ということは今まで描いていた絵との大きな変化の現れで、絵と言葉と思考が結びついて広げていくとても貴重な第一歩となるようです。
丸が閉じる絵を描き始めたら、丸閉じ記念として保管しておいてもよいのではないでしょうか*
2歳後半ごろ・形が意味づけられる
2歳児代では、二語文(何々したい。など)や多語文(○○ちゃんがどこどこに行ったの。など)を使えるようになり、言葉も400語くらい覚えると言われています。
そうすると、絵でも描いたものに対しての意味づけをするようになってくるようです。
「これはくるま。」
「これはママ。」
など、描いた線や丸をいろいろなものに見立てて言うようになります。
ただ、始めのうちは「ママ」と言っていたものが、パパが帰って来てパパがもう一度聞くと「パパ」になっていたりとそのときどきの思いを言葉にするそう。
嘘をついているわけでもなく、この頃は始めから意味を持って描いているのではなく、描いた後に意味付けをしていてその時々でママだったりパパだったりと変化していくのですね。
ですので、ただの丸を「これママ」と言ったからといって、
「ママはこんなんじゃないよ〜〜!ママはこうでしょ?」
と否定したり、形を教えたりはしないように気をつけるとよいようです*
2歳児代のまとめ
- 子どもの思うままに、大きな紙や小さな紙に好きな色で描かせてみよう。(ムリに何色も使わせなくて大丈夫)
- 形を教えたり、親が形を描いてあげたりしない。(子どもの思うままに*)
- 手の動きを目で追い、形に意味付けするようになってくるので「これなあに?」などと聞いてみよう。
- 始めから意味を持って描いていないので、形の意味が変わっても否定しないようにしよう。
2歳児代も見守りつつ、子どもの思うままに描かせてあげましょう*
もし形を教えてしまっていたら、やめてグルグル丸の頃に戻してあげるといいそう。
一緒にグルグル描いてみても楽しそうです♪
これは本当にだいたいの目安ですので、この時期にやらない。。!などはご心配なさらずに、その子のペースで楽しんでみてください*
この記事は下の2冊を参考にさせていただき、書いています。
もっと詳しく知りたい方はこちらの本もどうぞ*
3歳児編はこちら♪
なので、ニコの絵のことはまったく覚えておりません。。反省!!では*