お絵描き大好きっ子に育てるシリーズ。
今回は7歳と8歳まとめて、7~8歳児編です!
▼6歳児編はこちら*
7歳頃からは、3つの角度から描きわけるように。
7~8歳頃になると、線で描くというよりも線で囲んだ面で描くようになってくるそうです。
基底線で描かれていた線が、水平線、地平線へと変わってきます。
(基底線については6歳児編に書かれているので、ご覧ください。)
そして、人間を前向き、横向き、後ろ向きの3つの角度から描き分けられるようになります。
▼7歳の頃の絵。
「むしのせかい」
「まんじゅしゃげといっしょ」
7歳くらいになってくると本当に表現力が豊かになってきていて、色も綺麗ですよね!
2枚目の絵は曼珠沙華というお花の絵なのですが、これを見たときは本当にすばらしくってビックリしてしまいました。
とても大好きな絵です*
線で、というよりも面で描いているのもわかります。
でも水平線、地平線みたいのはないし、人間は全部前向きですね。
8歳頃からは動きのある絵に。
8歳頃になって、横向きの絵が描けるようになると動きのある絵を描くようになってくるとのことですが。。
▼8歳の頃の絵。
「ネズミの町にネコが!」
8歳でニコはレントゲン技法で描いてる!
これは6歳頃からみられる技法で、見えてるはずのない家の中が透けているように描いています。
この頃になると、たくさんの世界が一枚の紙の中に表現されていて、
人が階段を登っていたり、ネズミのしっぽにつかまっていたり、動きのある絵にもなっていますね!
でも、横向きの顔とかは描いてないね。
「空のいろいろなきんちゃくだ」
これは近所の巾着田という川が流れている広場のようなところを描いています。
この頃の木とか花とかすごーく可愛いんだよなぁ。
ま、横向きの絵はここでも描いてないけど。
「全部が大きな町」
そんな感じで、7歳の頃、8歳の頃の大体の目安みたいなものはありますが、その頃に描かない子もいますし、描く子もいますし、だいた〜いでみてもらえたらと思います。
そして、この頃の絵にはものすごいストーリーがある時があります。
▼この曼珠沙華の絵ですが、
マスダは曼珠沙華ばかりに気を取られていましたが、この絵の主人公はなんと右上の方のちょうちょの横にいるアリなんだそう。。!
このアリが曼珠沙華と共に飛んで行ってしまっているということをせつせつと説明してくれた時は、ビックリ。
言われるまで、アリがいることにも気付かなかったので、ぜひ子供が描いた絵のストーリーも聞いてみるとまた違った発見があるかもしれません。
また、この頃はアニメのキャラクターの絵を描いたり、写し絵をしたりすることもあります。
ニコもやっていましたが、そういう絵ばかり描くようでしたら少し生活を見つめ直し、自分が体験した楽しいことを描くようにしてみるといいようです。
7~8歳児台のまとめ。
- 線で描くよりも面で描くようになります。
- 基底線が水平線、地平線に変わっていきます。
- 人間を前、横、後ろ向きの3つの角度から描き分けられるようになります。
- 大人が見て理解出来る絵になってきますので、どんな物語があるのか聞いたり、丁寧に見てみましょう。
- キャラクターの絵ばかりしか描かないようなら、子供が楽しめる経験をしてその絵を描いてみるようにしてみよう。
これは本当にだいたいの目安ですので、この時期にやらない。。!などはご心配なさらずに、その子のペースで楽しんでみてください*
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