子供の絵をダメにしてしまう原因はこんなことでした。。
悲しいかなマスダは完全にやっていたこと。。涙
今回は子供の絵の育て方、年齢別に詳しくこうするといいよ!という事をお伝えしてみます。
お絵描き大好きな子供に育てよう*
1歳児代のポイントは"スクリブル"。
でも、スクリブルってなんなん?知らんし!って思った方、こちらをどうぞ。
スクリブルの意味
スクリブル(Scribble)とは、簡単に言うと「なぐり描き」の事を言います。
いちばん始めの子供の絵は、手の運動と大きく関わりがあり、1歳前後の赤ちゃんは手でつかんだものをたたいたり、振り回したりなどして遊びます。
そのつかんだものが、ペンだったりクレヨンだったりの描く道具の場合、遊びでトントンっと紙の上に(紙の上ではない事も多々あるとは思いますが)ペンをたたいてみた結果が、初めてのスクリブル(なぐり描き)です。
やまのこほいくえんより引用
<1歳頃のスクリブル>
赤ちゃんは自分が手を動かす事で点々が現れたり、線が現れる事が楽しくて何度も繰り返す、そこから絵を描く事の楽しみを知り、描くことが大好きになっていきます。
1歳前半ごろ
1歳2、3ヶ月頃〜1歳半頃には、ひじを軸として腕を左右に動かす事が出来るようになります。
その結果、腕の往復運動により半円の弧を描いたような線が現れ、手の往復運動によるスクリブル(なぐり描き)が始まります。
やまのこほいくえんより引用
<1歳2〜3ヶ月頃のスクリブル>
子供にとっては絵を描いている、というよりは腕を左右に動かす事によって線が現れることがおもしろくてやっています。遊びの中のひとつのようですね。
マスダの愛娘ニコはこの頃どうしていただろう。。と思い返してみたものの全然思い出せないのですが、テーブルや何かに点々トントンやろうものなら、
「ちょっと〜〜〜!!!」
とカリカリしていたような気がします。
あのいたずらがお絵描きの始まりだと知っていたなら、その点々の紙も大事にとっておけばよい思い出になっただろうになぁと、ちょっと残念に思います。
本当に、無知って罪ですね。。
1歳後半ごろ
1歳半頃からは肘と肩を同時に動かす事が出来、グルグルと丸を描けるようになります。
ひとつの丸ではなく、つなげてグルグルと描いていきます。
やまのこほいくえんより引用
<1歳半頃のスクリブル>
そしてだんだん手首を軸に動かせるようになってくると小さなグルグル丸や上下を往復するスクリブル(なぐり描き)も描けるようになってきます。
グルグル丸を描いているうちに、車のタイヤに見えてきたりして「ブーブ」と言ったりすることはあるようですが、
この頃の子供たちは何か形を描こうと思って描いているわけではありません。
なので、「○○描いて。」とか「これなあに?」「何描いてるの?」などは聞かず、見守ってあげることが大切です。
形を教えてしまっていたらそれもやめて、子供が自由に描ける環境を作ってあげることが親の役目なのかなと思います。
マスダはニコと一緒に絵を描くとき、ちょっとした絵なら描けるからと、思い切りアンパンマンを描いたりしていました。汗
もし一緒に楽しむのなら、形を描くのではなく一緒にグルグル描いたり歌いながらトントンと点を打ったり、その時期の子供に合わせた方法だと子供も大人も楽しい時間になりそうですね。
1歳児代のまとめ
- たっぷりとスクリブル(なぐり描き)をさせてあげよう
- 大きめの紙を準備。色は好きな色、一色で大丈夫(ムリに何色も使わせない) 水性のものを使うと紙以外に描いてしまっても拭き取れてよい。
- 何か形を描こうと思って描いてはいないので「これなあに?」「○○描いて。」などは言わない。
- 形を教えてしまっていたらやめて、子供が自由に描ける環境を作り、見守ることが大切。
1歳児代は見守るお絵描き*ぜひ参考にしてみてください!
ただ、これは大きな目安なので、この時期なのにうちの子はやらない。。!と心配せずにひとりひとりの子供のペースで見守ってあげて下さいね。
この記事を書くにあたって参考にさせていただいた本
2歳児編はこちら♪