以前こんな記事を書きました。
小さい頃、人はみんな絵を描きますよね。
今回は小さい頃みんな描くはずの絵をダメにしてしまう原因、そんな事をお話してみます。
子供の絵をダメにしてしまう原因は。。
ダメっていうのは、小さな頃は「絵を描く」ということは自己表現のひとつなはずなのに、その「描く」ということを嫌いになってしまうこと、そして自由に描くことが出来ずに自己表現ではなくなってしまうことです。
その原因になっているのは。。な、なんと。。
親が口出しすること。。!!
子供が絵を描いている時に
「その色は違うんじゃない?」
とか
「○○はこんな形じゃないよね?」
と言ってみたり、
(大人が描く子供のような絵)
↑こんな感じの絵を一緒に描いて、
「これは、うさぎさ〜ん♪」
などとやったことはありませんか?
マスダはあります。。!涙
こうやって、子供が描いた絵に対して違うよ、と言ってみたり、これはうさぎさんだよ、と形を教えてみたりすることこそ、子供の絵をダメにする原因なのだそう。
う、うそだろ!?
アンパンマンとか絶対描くだろッ!!
と思ったのですが、それは子供にとっては好ましいことではない、ということです。
子供の絵は「心の表現」
文字の場合だったら、小さな頃からママやパパ、おじいちゃんの目をみたり、これは目だよと教えられ、それを理解し、漢字では「目」と書くんだと覚えていくのですが、絵の場合は違うようです。
子供の絵は以前、記事にも書いた通り「自分の心を表現する」うちのひとつで、大人が描く視覚的なイメージが優先した絵とは違うもの。
自分を表現する、ということは教えられるものではなく、自分自身で創造(作り出す)するということ。
上の画像のような絵は「大人が描く子供のような絵」であって、子供の絵ではありません。
子供はこれを教えられてしまうと、それを真似ようとするため、自分の心の表現ではなくなりますし、「自分で創造すること」が培われにくくなってしまうのです。
思い返してみれば、マスダはニコが小さい頃、絵を描く時は一緒に絵を描いていました。
というか、ほぼマスダが描いていたような気もします。
ちょっとした絵なら描けるからです。
そうしていたからか、幼稚園に入った時に先生に
「ニコちゃんは絵が苦手みたいですね。」
と言われた事がありました。
「描こうよ、と言っても何を描いていいかわからないみたいです。」とのことでした。
その時、マスダはへ〜そうなんだ〜くらいにしか思っていませんでしたが、
マスダはまったくニコの創造性を培っていなかったんですね。。
申し訳なかった。。ニコよ。。
絵を描いてあげる、なんて大人のエゴで子供にとっては迷惑なだけだったのかもしれません。
子供の絵をダメにしないポイント
大人は口出ししない。
・形を教えない。絵は教えるものではなく育てるもの。
・子供が描いているときはそっと見守ろう。
2~3歳頃には「これはなあに?」と聞いてあげたり、年齢によってこうするといいよ!というのがあるそうですが、それはまた別の機会に。
ニコも今ではこれいいじゃん!っていうステキな絵を描いたり、市の小学美術展に粘度作品が選ばれたりしてビックリしていますが、これはきっとマスダ以外の幼稚園、小学校の先生たちなどまわりの方々が頑張ってくれていたのですね。
ありがとう、みなさま。。!
マスダは口出しというより、手出ししすぎた。。反省。。!では*
*この記事を書くにあたって参考にさせていただいた本
小学生〜高校生のコースまであるので、気になった方はぜひ体験してみてくださいね。