子育てしながら在宅ワークは可能?マスダはこんな風にやってみた。

マスダは今でこそ普通に子育てしながらお仕事してまして、娘っこニコも8歳になりだいぶ楽になりましたが、ニコが小さい頃は「いつ絵描いてるんですか?」とか、「子供生まれても活動って出来ますか?」と聞かれる事もあったので、そんな事もぼちぼち書いていってみようかと思います。

マスダの事と共に、まわりのママ業と作家業を兼ねているお友達の方法なんかもお伝えしていきますね。

子育てしながら在宅ワークは出来るのか。。!

 

※一枚目の画像はニコが2歳の時に出させていただいた新宿ルミネのルミタンというポップアップストア。懐かしいぃ〜

 

妊娠期間中

マスダが絵の活動を始めたのが2008年。今の娘っこニコを妊娠したのが2009年。

「活動しはじめたばっかなのに〜!!むぅぅ〜〜!」

とは不思議とならず、いろいろあって絵の活動を始め、今だったら子育ても絵を描いていく事も両方出来るかもしれない。。と思い始めていたときの妊娠発覚だったのでただただ嬉しかったですし、子供の事も絵を描く事も両方がんばる。。!と意気込んでいました。

 

。。が!妊娠5、6ヶ月くらいの頃だったと思うのですが、

「もう展示とかさ、どうでもいいよ。。」

みたいな気分になり、お腹の赤ちゃんのことばかり考えるようになりました。
な、なぜ?と思いましたが、5、6ヶ月くらいの妊婦さんは子供の事を考え巣ごもり状態になる。とかそんな感じの事が妊婦本かなんかに書いてあり、

まさにマスダは典型的な妊娠5、6ヶ月の妊婦となったのです。。!

なんかくやしい!と思いましたが、あまりムリせずゆっくりと活動をしていました。

他の作家さんなんかに聞くと、妊娠しても生まれるギリギリまで活動する人がけっこう多いよう。
まぁ、つわりとかを乗り切り、展示の予定がもう決まってしまっていたりするとそうしてしまうのもわかります。

 

0歳の頃はおっぱいマシーン

ニコが生まれてからのマスダはただのおっぱいマシーンと化していました。
母乳で育てたいと思っていたので、泣いたらおっぱい、泣いたらおっぱいとにかく一日中おっぱいです。

 

▼とにかくおっぱいの頃。抱っこひもからおろし、動かして起きてしまうとやっかいなので、そのまま寝かせた図。

▼おっぱいの頃2。

▼おっぱいの頃3。さまざまな角度からお届けしております。

 

0歳時代はママと子供でワンセットみたいな感じなので、マスダは絵を描くことはなかなか出来ませんでした。
ミルクっ子だとまたちょっと違って他の人にみてもらう事も出来ますが、母乳だと何時間か他の人にみてもらったとしたら今度はおっぱいの方がパチンパチンに張ってきます。

我が子よ。。早くこのパチンパチンをどうにかしておくれ。。!
という気持ちでいっぱいになり、別れたいけどなかなか別れられない男女みたいな関係になりました。(どんなだ)

ですので、ワイは生まれてすぐ活動したい、バリバリ仕事したいんじゃ!という方はミルクっ子で育ててはいかがでしょうか。
でもマスダはこのあっという間のおっぱい時代、子供はどんどん成長していきますからこのときだけの体験をどうしてもしたかったので、おっぱいマシーンを楽しみました。

 

1歳頃からボチボチ活動出来そう。。

さて、1歳くらいになったらボチボチ活動を始める方もいるのではないでしょうか。
マスダものんびりながらチョコチョコとやり始めました。というか、まだ全然再開しょうとは思っていなかったのですが、ありがたいことに企画での展示にお誘いいただき、

「いやマジまだムリっす、赤子が全然寝ないっす。。!」

と思っていたのですが、ぜひに!的な感じで説得され、やらせていただくこととなったのです。

 

ちなみにギャラリーさんには貸しギャラリーと企画ギャラリー(コマーシャルギャラリーとも言われる)があり、企画だとギャラリーの場所代はかかりません。(作品が購入された時にギャラリーに何割かをお渡しするのが普通)
なので、せっかくのお声がけ、今のマスダには出来るってことね!と自分に言い聞かせ、制作を進めました。

 

さて、ここからが子育てしつつの在宅ワークの始まりです。。!

当たり前ですが、子供とは常に一緒にいますのでいつやるのか?ってなりますよね。
この頃はまだおっぱいの時期でもありましたし、人見知りとかも始まってるし、長い時間預けることもあまり出来ずな感じでしたので、どーするかっていうと

子供が寝てからの数時間に集中してやる。

マスダはこれで乗り切りました。
だいたい20〜21時くらいに子供を寝かせ、その後まだおっぱいで夜中ガンガン起きてましたから、夜0時くらいからまた乳飲み子は泣くわけです。

それまでの3時間くらいを制作にあてる。
これを続けました。

 

この時は本当に時間との勝負で、

「ワイなんで展示やるなんて言ってしもうたんや。。!」

と夜中泣いて起きる赤子に乳をあげながら思いました。

 

 

それから、家事、育児、制作をすべて完璧に出来るわけなんてありませんから(マスダの場合)、やってもらえる事はどんどん夫にやってもらいました。

マスダの夫はIT系のお仕事をしており、子供が生まれる前くらいに独立して家で仕事をしていましたし、
「オレも子育てやりたい!」
ととても協力的だったので、かなり助けられました。

そう、子育てしながら在宅ワークするなら、まわりに助けてもらえるよう手配(?)しておくべきだと思います。
自分ひとりで出来ると思うべからず。。!です。

 

2歳くらいになると、もうもっともっと描きたくて仕方なくなってきてしまい、車で30分くらいの所に夫の実家がありましたので、週に2回だけじぃじばぁばに預け、制作していました。
もうとにかく協力してもらえる人には協力してもらう!それがいちばんだと思うのです。

 

幼稚園に入れば本格的に始動!

幼稚園。。なんてステキな響き。。
幼稚園。。それは自由な時間が約束されるとき。。

 

幼稚園に入ればかなり制作に集中出来ます*
マスダもニコが幼稚園に入り、本格的に活動を再開しました。
幼稚園ではまたそれなりにいろいろな事があり、バタバタとはしますが入る前に比べれば全然楽になるのではないでしょうか。

ただ作家さんによっては、まわりに協力してもらえる環境になかったりその他いろいろな事情で小学校に入るまでは活動をお休みしていた方もいらっしゃいますし、逆に生まれてすぐでもけっこう活動していたという方もいらっしゃいますので、人それぞれかとは思いますが、子供が生まれたらもう出来ないかなぁ。。なんて思わずにまわりを巻き込みつつ活動していってみてください*

 

マスダ トモミ
マスダはへっぽこですが、いちばんすばらしいお仕事は"お母さん"だと思う。では*

そんなマスダの作品についてはこちらです。

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■この記事を書いている人ってどんな人?
【増田智己のプロフィール・30代から絵を描いて生きていこうと決めた訳】はこちらです。

 

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