絵本って身近に楽しめるアートのひとつなんじゃないかなと思い、
これから絵本の紹介もしていこうと思っています。
もともと絵本が大好きなマスダ。
娘が生まれてからはどんどんと絵本が増えていき、自然と寝る前の読み聞かせが日課になっていきました。
紹介していく絵本はこんな感じ。
- 娘に読み聞かせして好評だったもの。
- マスダのお気に入り絵本。
10歳の娘をもつ画家活動12年のマスダが実際に読んでよかったと思った中からご紹介していきます。
ママ・作家両方の目線からのおすすめです*
いい絵本ないかなーとお探しの方はご参考になさってみて下さい。
マスダのおすすめ絵本3歳くらいから
マスダのおすすめ絵本!
ジャリおじさん おおたけしんろう(著・イラスト)
福音館書店 (1994/11/20)
絵本について
もともと現代アート作品の方の大竹さんの作品が好きで、絵本もある事を知り買ったマスダのお気に入り絵本です。
子供の絵やアウトサイダーアートが好きな方だったら、きっと好きな絵柄なんじゃないかなーと思います。
子供の絵のようでいて、子供には描けないような絶妙なセンスとアウトサイダーアートのような狂気みたいなものも含まれている、そんな作品です。
ストーリー
ストーリーは簡単に言うと、ジャリおじさんの旅物語。
その旅は淡々と進み、奇妙なものたちとの出会いやジャリおじさんの特徴的なジャリ言葉(?)に引き込まれます。
そもそも何でジャリおじさん?
ジャリってなんジャリ?
不思議な世界感と独特の絵のタッチがお好きな方にはぜひ読んでいただきたい一冊です。
マスダのお気に入りの絵本ですが、娘も気に入っていたようで定期的に夜寝る前の読み聞かせタイムには持ってきていました。
3歳くらいから読めますので、それくらいのお子さまがいらっしゃる方にもおすすめです*
絵本サイトの「絵本ナビ」でジャリおじさんの中身やレビューを見ることが出来ます。
おおたけ しんろうさんについてもっと詳しく。
おおたけ しんろうさんは、現代美術家の大竹伸朗さん。
どんな美術家さんなんでしょうか。
大竹伸朗は1955年東京都生まれ。
美術手帖より引用
武蔵野美術大学造形学部油絵学科を卒業。
80年代初頭より、絵画を中心に音や写真、映像を取り込んだ立体作品などの多彩な表現を展開。
異分野のアーティストとのコラボレーションでも知られ、現代美術のみならず、デザイン、文学、音楽など、あらゆるジャンルで活躍する。
上記にもある通り油絵学科を卒業されていますが、
作品として有名なのは「スクラップブック」じゃないかなと思います。
雑誌や写真、チラシなどを使ってコラージュした作品を多く手がけており、
それをスクラップした作品がとても印象的です。
平面だけではなく大きな立体作品も制作しており、直島家プロジェクトのような家までも作品にしてしまうのですから、
止まるところを知らない美術家さんだと思います。
今回はそんな美術家・大竹伸朗さんの絵本のご紹介でした*
マスダのおすすめ絵本!
「ジャリおじさん」おおたけ しんろう