お出かけしなくても、おうちの中でアートを楽しむ方法。映画「ヴィオレッタ」

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最近はなかなか遠出が出来ない状態になってきているので、
めっきり展覧会や美術館などに行く機会も激減しているマスダです。

おうちに居ながらにして身近にアートを楽しむとしたら。。

自然にやっていることはやっぱこれかなぁと思い、アーティスト関連の映画をご紹介したいと思います。

アーティストたちの映画っていろいろとあって、マスダもちょこちょこ観ているのですが
この映画「ヴィオレッタ」はずっと気になっていたもの。

そうしたらAmazonプライムで無料で観れるようになってるやないかーい*

さっそく観ましょ、ということで観てみました。

映画「ヴィオレッタ」

この映画はアーティスト自身の、というよりもアーティストの被写体となった子供の映画です。

イリナ・イオネスコというフランスの女流写真家の娘、エヴァ・イオネスコ本人が監督を務め
自身の経験を映画化しているんです。

イリナ・イオネスコとは?

イリナ・イオネスコ

イリナ・イオネスコはフランスの女流写真家。ルーマニア系フランス人。

1935年9月3日パリにルーマニア移民の家族に生まれる。
幼年期をルーマニア・コンスタンツァで過ごした後、再びフランスに戻る。

1965年から写真を撮影し始める。
1977年、娘であるエヴァ・イオネスコをモデルに写真集「神の神殿」(Temple aux miroirs)を発表しセンセーションを呼ぶ。

イオネスコの作風はシュルレアリスムとバロックの混沌と評価され、独特な世界観から賛否両論の評価がある。

2012年11月12日、娘から、子供の頃のヌード写真撮影およびその出版について、20万ユーロの損害賠償と写真返却を求める裁判を起こされた。

ウィキペディア(Wikipedia)より引用


なぜ被写体となった子供エヴァが映画化したかと言うと、

母親であるイリナ・イオネスコが、10歳の頃の娘エヴァのヌード撮影なども含めた写真撮影を行い、
当時作品が評価されつつも児童ポルノなんじゃね?っていう議論もされたからなんですね。

映画内容。

映画はその頃のエヴァ目線の物語で、これだけ聞くとかなりヤバイ母親な感じがしますが、
実際の写真集を見るとエロさよりもアーティスティックさの方が優っていて、写真家としてのイリナ・イオネスコの気持ちもわからないではないです。


でも子供からしたら、写真家というよりもやっぱり母親な訳で、母親から脱げって言われて脱いだその作品が世に出回り、それで母親が収入を得ていたら物凄い複雑な気持ちになりますよね。

引用にあるように、実際にこの映画を作った娘のエヴァはこの映画を公開した翌年に、母親を
「子供の頃のヌード写真撮影およびその出版について、20万ユーロの損害賠償と写真返却を求める裁判」を起こしています。


内容についてはあまり詳しくは書きませんが、映画ではエヴァ役のヴィオレッタはヌードにはなっていません。

実際に体験したエヴァが監督をしているのだから、ここで子役の子もヌードにしちゃったら母親と同じことをすることになるからね。

ヴィオレッタは頑なにヌードになることは拒みます。


内容は決して明るいものではありませんが、エヴァ役のアナマリア・ヴァルトロメイや衣装、セットに至るまですべて美しく、暗めの映画が嫌いでない方にはぜひおすすめの映画です。



今だとAmazonプライムで無料で視聴出来ます*

写真集

本当の写真集も一度見てみたい所です。
。。が、現在はかなり高額になっているよう。。

Irina Ionesco




復刻版も出ているようなので、いつか見てみたいなぁ。
これも高いけど。

▼新装復刻版 エヴァ イリナ・イオネスコ写真集 


写真集はこの他にもいろいろあるので、気になった方はググってみて下さいね。

増田 智己
なかなかお出かけ出来ない時は、おうちでアート、楽しんでみて下さい*ではまた*

▼お家で楽しむアート・熊谷守一編はこちら*

晩年、家から一歩も出ずに庭の生きるものたちを描いた画家・熊谷守一の映画「モリのいる場所。」

2021年2月26日

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Tomomi Masuda Artworks

   【増田 智己の作品について。】

日々生活する中の
小さな癒しだったり、力になるような。。

その人にとってのお守りみたいな作品を作っていきたい。