マスダの住む埼玉県日高市の高麗郷古民家というとても素敵な登録有形文化財にもなっている古民家でやっていた、世界自閉症啓発デーのイベントLIGHT IT UP BLUE HIDAKAに行ってきました。
ここでは近くに住む障害を持った方の作品が展示されるとのことだったので、こんなに近くでアール・ブリュット作品が観られるとは。。!と思い古民家へ駆け込みます。
駆け込んだはいいのですが、世界自閉症啓発デーってなに?
LIGHT IT UP BLUEってなんなん?
と、マスダの頭の中はいっぱいになったので、ちょっとその辺からお話してみます。
世界自閉症啓発デーとは?
毎年4月2日は世界自閉症啓発デーな!って決めたのは2007年12月18日の国連総会。
これを提案したのはカタール王国王妃なんだって。
自閉症をはじめとする発達障害についてもっと理解してもらえるように、広めていこう〜っていう日で4月2日〜8日までを発達障害啓発週間としているそう。
その時のイベントとして世界中のランドマークや名所旧跡をブルーにライトアップするので、高麗郷古民家でも古民家をライトアップしていたんですね。←マスダ昼間に行ったので見てないけど。
日高市ホームページより引用
なぜ青色かというと世界自閉症啓発デーのシンボルカラーになっていて、青色は「癒し」や「希望」を表すと言われているんだそうです。
へ〜マスダ全然知らなかったし前にも古民家をライトアップしていて、
「なんでブルーのライトアップとかしてんだろ?」と何となく思っていただけでした。
もっと世界自閉症啓発デーって何なのかとか、なんでブルーにライトアップしてるのかとかもぜひチラシに書いてほしい!わかんない人めちゃくちゃいると思うから。。!
日高市のこのイベントのチラシ担当の方、お願いします!←めちゃピンポイント。
どんなイベント?
4月2日が世界自閉症啓発デーとのことですが、高麗郷古民家では3月31日に行われていました。
日高市もいろいろと予定があるのでしょう。
イベントは14:00〜18:30までで、18:30〜20:00まで古民家がライトアップされます。
古民家の庭ではダンスや太鼓演奏・バンド演奏などのステージ発表があり、フードのお店も出店されていました。
▼母屋前の庭で踊り旗降る人たち。
古民家は母屋のななめ前に納屋(なや)があり、そこで障害のある方の作品が展示されています。
マスダはアール・ブリュット作品目当てですから、納屋に直行です。
日高市を代表する画家 福島 尚さんの作品と共に。
日高市在住の自閉症の画家さんで福島 尚さんという方がいらっしゃるのですが、調べてみたら障害福祉サービス事業所がやっている「ふわふわベーカリー」というパン屋さんで働きながら、夜と休日に制作しているんだそう。
マスダよく行くパン屋さんなので、びっくりです!
その福島 尚さんの作品もありつつ、日高市以外にも近くの福祉施設にいる方の作品たちが展示されていました。
▼福島さんの作品とニコ。
どれもこれも可愛いし、素敵だし、何よりもやっぱり力がある。
絵からの何かしらのパワーを感じます。
ちょうどステージ発表をしている時だったので、みなさんそちらを外で見ていて展示空間はほぼマスダのもの。。!写真もとってもいいとのことだったので、バシバシ撮ってきました。
▼こちらは口に筆をくわえて描いているんだそう。
▼これもなんかいい。
▼あ〜〜〜可愛すぎてヤバい。
▼何これめちゃくちゃかっこいいじゃないかーー!ほしい。
▼上の方の織物も作品なんだろうか。。作家紹介などがないのが残念なところ。
▼これもめちゃくちゃかわいい。
▼これは何歳くらいの方が制作したのかなー?女性と思っていたら男性だったり、若いと思っていたら年配の方だったりが作っていることも多いので、そういった情報も掲示してくださるとマスダうれしい。。!
▼自閉症啓発デーにぴったりのブルー!
福祉施設で働きつつも障害のある方達の作品を広めている方にも少しお話が聞けたので、マスダもコーフンしてアール・ブリュット好きなのと森のびじゅつかんの事なども、たぶん若干引かれながらもお話ししてきました。
森のびじゅつかんでもアール・ブリュット作品を紹介していけたらいいなぁと思いつつ満足しながらおうちへ帰ったマスダなのでした。
マスダのおうちからすぐの高麗郷古民家でアール・ブリュット作品を楽しめるとは思ってもいなかったので、お近くの方や気になる方は日高の自然を楽しみつつ、高麗郷古民家にも立ち寄ってみてください*