日本のアウトサイダーアートが大集結!「櫛野展正のアウトサイド・ジャパン展」〜ヤンキー人類学から老人芸術まで〜

けっこう前から楽しみにしていた、アウトサイド・ジャパン展!
4月12日から始まっているということで、さっそく行ってまいりました*

そんなに詳しくは調べずに行ったのですが。。
すんごいボリュームで、最後の方はグッタリ?してしまうほどの展示内容となっていました。

覚悟していくべし!です!

 

櫛野展正さんって?

櫛野展正のアウトサイド・ジャパン展。
ってなってるけど、櫛野展正さんってだれ?っていう方もいると思うので、書いてみますね。

櫛野さんは2000年から16年間、知的障害者福祉施設で介護福祉士として働いていた方でその福祉施設が「鞆の津ミュージアム」という、以前マスダも日本のアウトサイダーアートが観られる美術館として紹介させていただいた美術館のキュレーターをしていたんだそう。

キュレーターっていうのは美術館での展覧会の企画・構成などプロデューサー的な役割りの人のこと。

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2018-04-19

そう、この鞍の津ミュージアムって死刑囚の作品だったり、ヤンキー文化の展示だったりもしていたので今までとは違った角度からアウトサイダーアートを伝えていておもしろそうな美術館だなぁと思っていました。

櫛野さんがキュレーションされていた美術館だったんですね。

 

2016年からは独立し「クシノテラス」というアウトサイダーアートのギャラリーをオープン。
ギャラリーでの展示だけではなく、各地域にいるアウトサイダーアートの枠にも収まらないようなおもしろい作家さん(と言っていいのかな)に会いに行くイベントなどもやっています。

 

東京ドームのすぐ側Gallery AaMoへ!

そんな櫛野さんによるアウトサイド・ジャパン展は東京ドームの側にあるGallery AaMoで開催していますので、マスダ駆け込みます。

入り口を入るとまず物販コーナーがあるので、展示を観ずにグッズなどのお買い物だけも楽しめるよう。
マスダファミリーもしばし、いろいろなグッズで楽しみます。

 

そしてついに展示室入り口へ。。!
(カメラアプリを換えたらうまく撮れずにぼんやりしているものも多々あります。汗)

展示は11のテーマに別けて展示してあり、出展作家は70人以上。
作品総数は2,000点以上。。!

。。ということをマスダは知らずして入ったわけなんです。
あんまり詳しくパンフレットとか見てなかったんで。
予備知識はあえて入れずに作品を観たいなぁと思っていたのもあったんです。。

そうしたらば。。

 

作品の洪水たち。

写真撮影OKだったので、ばしばし撮るぜ!と意気揚々と進んで行きました。

そうすると思っていた以上に大きなギャラリーと作品たちで、すべての作品とは対峙出来ないくらい。
作品の洪水です。

そんな中、気になった作品たちはかろうじて写真を撮ってきた感じ。
後半は洪水に飲み込まれ、ややグッタリするほどでした。ふぅ。

▼みっちりトラック。。!

▼すべて粘度で作られています。

▼すべて虫で作られています。。!すごッ!

▼この作品もよかったな〜

▼写真で見るより実物はめっちゃ怖い。可愛い中の恐怖。

▼仮面でいっぱい。

▼所々に絵もあってかわいい。

▼この作品、遠くからみたら毛糸か何かを貼付けているのかと思ったら、全部雑巾を描いています。
これめっちゃ好きでした。

▼写真ではわからないかもしれないけれど、小さな丸で全部埋め尽くされていてこの作家さんはすごい現代アートっぽかった。ステキ。

▼ガムの包み紙など小さな紙に描かれています。文字がヤバい。

▼この方のも好きだったな〜。毎日自分が食べるお弁当なんかを描いていて、お弁当に付いていた海苔の入った袋とかも張り付いてたり。

▼紙パックで作られた帽子。クオリティ高し。

▼18禁コーナーもありました。秘宝館的な感じを思い出す。

▼作品てんこ盛りすぎてグッタリする中、踊りながら髪を切ってくれる人の動画でほんのり休憩。

▼マイコー!めちゃリアル。

まだまだあったけれど、全部は撮りきれなかったです。

そんなアウトサイド・ジャパン展は5月19日(日)まで開催中です!
心して行かないと飲み込まれるぞ。。!

展示に行けなかった方は、櫛野展正さんの本も出版されていますので、次に展示が開催されるまでこちらでお楽しみいただくのも良いかと思います。

増田智己

何回かに分けて定期的に開催してくれたら嬉しいのにな。と勝手なことを言ってみる。では*

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■この記事を書いている人ってどんな人?
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