マスダが定期的にやらせていただいているフィンガーペインティング。
大きな紙にみんなで自由に描いて楽しんでもらえたら、と始めたフィンガーペインティングですが、現在は
- 親子でお楽しみいただけるフィンガーペイント教室
- 誰でもお気軽に♪イベントなどでのフィンガーペイントワークショップ
をやらせていただいています。
それって何?どんなことするの?という方のために今回はフィンガーペインティングのあれこれをお話ししてみます。
■目次
フィンガーペインティングとは?
筆などを使わずに、直接手や指に絵の具をつけて画用紙などの画面に塗ったりこすりつけたりする行為のこと。
上手に描くということではなく、行為そのものを楽しむものです。
フィンガーペインティングという言葉が生まれたのは?
1931年、イタリアの幼児教育でルース・ショウが名付けたのが始まり。
泥んこ遊びに近いことから「泥んこの直系の孫」とも言われているそうです。
これを日本に紹介したのは宮武辰夫さん。
宮武辰夫さんは1915年東京美術学校(現東京芸術大学)を卒業。
原始美術研究のため世界各地を巡り、短大講師や宮武幼年美術研究所所長をつとめた方。
宮武辰夫は、「ぬたくりは、これからおこる幼児の生活の精神的なものの基本になり、筋肉運動の進展やコントロールや工夫のもとになる。」
と、その活動を推奨しています。子どもたちにとって、精神を発散させ、心を開放させていくこのような活動はとても重要です。
なぜなら、描くことの喜びに通じる根源的なものが、このような全身を用いた活動にはあるからです。
「子どもが絵を描くとき」磯部錦司より引用
上の引用にもあるように、フィンガーペインティングには「描くことの喜びに通じる根源的なもの」があるようです。
マスダ自身も、上手に描くということとはまた違った「絵を描くことの楽しみ」を伝えていけたらと思い、フィンガーペイント教室・ワークショップを開催しています。
フィンガーペインティングの効果とは?
フィンガーペインティングをすることによる効果はさまざまなものがあるようです。
マスダも始めは軽く、なんとなく楽しそうだし良さそうだからやってみよう〜と思ったのですが、後で調べてみると本当にいろいろな良い効果があって驚きました。
【フィンガーペインティングの効果】
- 手や指、全身を使うことで五感が刺激され、想像力が養われる。
- 心を開放させる。
- いつもは禁止されている「汚す行為」で、気持ちが安定する。
- 芸術療法や天才児教育にも取り入れられている。
- ストレス解消にも効果的。
教室やワークをやって感じるのは、本当にみなさん楽しそう!ということと、パパもママもはまってしまう、ということ。
そう、フィンガーペインティングは子供だけの楽しみではないのです。
教室は親子で楽しめます。ワークショップはどなたでも*
教室は親子でお楽しみいただけるような内容で開催させていただいており、大人も子供もその時間を一緒に楽しんだり、ストレス解消などをしてほしいと思っています。
フィンガーペイント教室
教室の様子。教室は90分コースと1時間くらいのミニコースがあります。
こちらは90分コース。
ワークショップ
また、イベントなどに参加させていただく時にはワークショップとして、どなたでもご参加いただけるようなものにしています。
マルシェに参加させていただいた時の様子。
使用している絵の具
フィンガーペイント教室で使用している絵の具は
安全性を考えたフィンガーペイント用の絵の具。
そして、小さな子供でも安心の舐めても大丈夫な野菜で作られている絵の具を使用しています。
絵の具についての詳しくはこちらをご覧下さい。
今後は大人だけのフィンガーペイント教室もやってみたいなぁと考えたりしています。
大人や親が楽しんで、いつも気持ちよく過ごしていることは子供にとっても結局いちばん良い状態なのではないかなとマスダは思っています。
子供にとっての初めての世界は「家庭・家族」ですし、子供たちは大人を見て育っていきます。
その大人たちが自分を整えて、いつもいい気分でいることは子供に必ず伝わります。
子供のことを思って何かしてあげたいと思う時、自分自身を整えていくこともとても大切なことのひとつなのではないでしょうか。
そんなことのお手伝いが少しでも出来たら嬉しいなと思うのです。
機会が合えば、ぜひ参加してみてくださいね。
※追記 【現在はワークショップ、教室などは開催しておりません。】
現在は「おうちで出来るフィンガーペイントの方法や注意点」など、ブログでフィンガーペイントの事や子供の絵についてなどの記事を発信しています*
よければこちらもご覧下さいね。
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