みなさんは絵を観たときに、心震えるほどに衝撃を受けたことがありますか?
マスダは人生の中で2回あります。今日はそのうちのひとつをお話ししますね。
出会いはCharaのCDから
マスダはかなーりずーっと昔から、Charaが大大大大大好きなんです。
去年、横浜でやっている野外フェスGREENROOM FESTIVALに行き、初めて実物のCharaを見たときは本当に本当に可愛すぎて、大コーフンしました。
今年で50歳だなんて信じられん。ヤバすぎる。。!
そいでもって、そのCharaのCDを買ったときのことです。
そのCDは、「Junior Sweet」
そのCDの中の歌詞カード(だったと思う)のアートワークに使われていたのが、
MAYAMAXX!!(マヤマックス)
ご存知でしょうか?最近の若者たちは知らないのかな。
見た瞬間、マスダの心が
ズドーーーーーーンッ!!ズキューーーンッ!!!
と鳴り響き、身体がグン。。!ってちょっと上がる感じ。
なにこれなにこれ、すごいんだけど!誰?これ描いたの誰?
と、ひとりモーレツに興奮したのでした。
そのアートワークを見せたいと思い、昨日押し入れからCDをガサゴソ探したのですが、何回も引越ししているからか肝心のCDは見つかりませんでした。。涙
どこへ行ったんや。。ないので別の絵を載せておきます。

マスダが絵の活動を始めたのは遅くて34歳からなのですが、MAYAMAXXも遅めで27歳から独学で絵を描き始めた方。 子供の絵のようでいて、すごい力強さを感じます。
マスダは北海道のど田舎で育ち、暮らしていましたから、小さな頃に接する絵といえば漫画でしたし、専門学校もデザインの学校でしたから、よく見るのは広告デザインでした。
現代アートなんていうのもその頃はまったくわかっていません。
それまではキレイに完成された、そして技術のある作品などしか見たことがなかったマスダに飛び込んできたこの自由さ。
度肝を抜かれたゼ。。!
という気持ちでいっぱいでした。
かなりポップな色合いの作品が多いので若い方なのかと思っていたら、当時ポンキッキーズという子供番組に出演していらしたのを観て、
「え!?MAYAMAXXってけっこうおばちゃんやん。。!」(超失礼ですね。すみません。)
と驚いたのを覚えています。
その頃のマスダは20代ぐうたらでへっぽこ女子だったため、な〜んも考えておらず、
ただただMAYAMAXXすげぇ!大好き*
くらいしか思っていませんでしたが、27歳から新たな道を歩き出し、多くの人の心を震わせているMAYAMAXXさんは本当にすばらしい方だなと思うと共に、何かを始めるのに年齢は関係のないことなのだと気づかせてくれます。
人の心を動かすのは
そしてもうひとつ。
マスダはすごく思うことなのですが、人の心を動かしたり感動する作品を生み出すのに必要なことは
技術だけではない
ということ。
ものすごい技術を持ったすばらしい作品を作られる方もいます。
超絶リアルに描かれていて、これ写真?と見間違うほどの作品を作られる方もいます。
でもマスダはそういうアート作品に対してすごいなぁとは思うものの、心は震えなかった。
非難しているわけではありません。そういう作品に心震える人もいますし、そういうすばらしい技術を持った方は絶対に必要な方だと思います。
でも技術のあるアート作品だけが素晴らしい、というのも違うと思うのです。
こんなのアートじゃない、と活動し始めの頃マスダも言われたことがあります。
でも心が震える、衝撃を受けるアート作品というのは人それぞれ全然違うもののはず。
技術だけではない、その人が伝えたいものなのか何なのかはわかりませんが、絵に宿る力みたいなものは絶対にあると思います。
MAYAMAXXの絵にもそのなんだかわからない「力」を感じて、マスダの心は震えたのだと思います。
そしてマスダ自身も誰かの心を震わせる、衝撃の作品たちを生み出していきたいと思いますし、自分の心に正直に、震えた作品たちと共に進んでいきたいと思っています。
マスダも持ってるMAYAMAXXの画集。心震えます。
絵本もたくさん出されているのでおすすめです*
おすすめ本!
