渋谷駅すぐマークシティ連絡通路で観られる身近なアート*50代の頃に制作された巨大壁画・岡本太郎の「明日の神話」

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岡本太郎さんの「太陽の塔」はご存知の方も多いかもしれませんが、太陽の塔と同時期に制作された巨大壁画「明日の神話」はご存知でしょうか?

 

この巨大壁画は渋谷に行けばすぐに観られます。タダで。

だって、渋谷駅からマークシティへ向かう連絡通路の壁に飾ってあるんだから。
みんな気付いてるのかな?

デカすぎて風景の一部になっちゃってるのかな?

マスダが写真を撮りに行った時は、外国人観光客らしき方が写真を撮ってたくらいで、ほぼみんな素通りしてたけど日常生活の中にもアートってちょこちょこ存在しています。

 

たまにはそんな日常の中のアートを、じっくり観賞する時間も素敵なのよね*と思いつつ岡本太郎の「明日の神話」の事、書いてみます。

 

 

行方不明になっていた「明日の神話」

「明日の神話」は1967年メキシコの建設中のホテルの壁画として依頼を受け、制作されたものでした。

▼原爆が炸裂する悲劇の瞬間が描かれている。この絵をホテルに飾ろうと思ったのもなんだか凄いけど。

完成間近の壁画をホテルのロビーに仮設置して、最終仕上げの段階になると依頼主の経営状況が悪化。

ホテルはオープン前に放置されてしまうのです。
放置されたホテルは他の人の手に渡り、壁画も取り外され転々としているうちに行方不明になってしまったそう。

 

そんな巨大壁画「明日の神話」が2003年にメキシコ郊外の資材置き場で発見されたっていうんだから驚きです。

 

 

「明日の神話」再生プロジェクトが開始。

見つかったぞ〜〜〜!!

と、みんな大騒ぎ。(←してたと思う。想像。)

長年放置されていたこの壁画を再生させようと、再生プロジェクトが立ち上がり壁画修復が始まります。

 

そして2006年6月に修復が完成!
7月には汐留日テレプラザにて50日間の一般公開が行われました。

実はマスダ、この一般公開に行きました。。!
まだマスダ自身は画家活動をしていませんでしたが、太郎さんのことは好きだったので

「観に行きたい。。!」

と思い、ファミリーで行ったことを覚えています。

今は渋谷のかなり高い壁の位置に飾られていますが、この時はもの凄い近い場所から観ることが出来、太郎さんのパワーを間近で感じることが出来ました。

 

 

その後、渋谷へ設置。

一般公開の後は東京都現代美術館にて公開され、そしてついに今現在も設置されている渋谷マークシティ連絡通路内にやって来ます。。!

渋谷にやってくると聞いた時はかなり驚きましたが、街なかで太郎さんの作品がいつも観られることはとっても喜ばしいことで、設置された後マスダは何度か観に行きました。

▼井の頭線の連絡通路にもなっているので、定期的に人がわんさか通ります。

 

そしてこの作品は太郎さんが50代の頃に制作されたものなのですが、凄くないですか?

50代でこの巨大な絵画を制作するって、もんのすごいパワーだと思います。

でもアーティストが後世に残すような代表作を生み出すのは50代の頃が多いとも聞いたことがあるので、50代って何か特別なものがあるのかもしれません。

 

 

Level 7 feat.『明日の神話』Chim↑Pom(チンポム)

この絵の解説として、岡本太郎記念館のサイトには

描かれているのは原爆が炸裂する悲劇の瞬間です。

しかしこの作品は単なる被害者の絵ではありません。

人は残酷な惨劇さえも誇らかに乗り越えることができる、そしてその先にこそ『明日の神話』が生まれるのだ、という岡本太郎の強いメッセージが込められているのです。

岡本太郎記念館より引用

と書かれています。

そうこの絵は原爆が炸裂している絵。

そんな絵に2011年3月11日の福島第一原子力発電所の事故発生の後、その事故の様子が描かれた絵が太郎さんの絵のタッチそのままに付け足される、という事件が起きました。

Chim↑Pomより引用

 

▼実際の作品はこちら。発電所が壊れている絵の部分はないでしょ?

 

事故後、間もなくだったのですぐにこの部分は取り外され、

「誰がやったのか?」

という記事がニュースになっていたのを覚えています。

 

その後、アーティスト集団Chim↑Pomによるものだったということがわかり、マスダはこのあまりにも現実と表現を的確にリンクさせていくさまに、めちゃくちゃ感心しました。

 

 

そんな太郎さんの「明日の神話」、渋谷に行ったらぜひ観に行ってパワーもらってみてくださいね*

 

増田 智己
渋谷駅周辺は絶賛工事中で迷子になりそうなマスダです。では*

 

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   【増田 智己の作品について。】

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