マスダが「刺繍」を絵画作品に取り入れるようになった訳。

マスダの作品は今となっては刺繍を当たり前に入れており、絵に刺繍を入れた作品=マスダみたいになってますが(←いや、気のせい)、活動始めの頃は刺繍なんてしていませんでした。

刺繍をするようになったのには理由があって、今日はそんなことを話してみようかと思います。

 

始めは絵だけ、そしてコラージュへ。

活動し始めの頃は、アクリルとオイルパステルなんかを使った絵のみの作品でした。

▼これは2011年の作品。まだまだコラージュもしてないね。

でもマスダが描くものと、マスダの中にあるイメージとがなかなか上手く合わなくて(ずっと描いていなかったからただ画力がなかっただけ。。?)、少しずつ描いた絵にコラージュ(画面に印刷物などを貼付ける技法)するようになっていったのです。

▼2012年はコラージュした作品ばかり。

コラージュもとても好きだったマスダは、満足して作っていたのですがだんだんとコラージュすることへの疑問も生まれてくるのです。

 

つながりを意識して制作していたことと、コラージュとのズレ。

始めの頃はただただMAYAMAXXに影響されている絵をやみくもに描いていましたし、子供を亡くしたその悲しみを絵を描くことで浄化していたような気がします。

でもだんだんと亡くした子供とのつながりを描いている自分に気付きました。
亡くした人が見守ってくれているような。。とよく言いますが、マスダもそんなような感覚になることがありマスダは子供を亡くしてそう感じたけれど、すべての人にそうやって亡くなったけれど見守ってくれている存在はいるんだなぁと思うようになりました。

まぁ、若干スピリチュアルよりな感じはしますが、絵では本当の自分を出していこうと見えないけれど見守ってくれている存在とのつながりを描いていくようになります。
(マスダ、スピリチュアルなこと、霊的なものへの興味はめちゃくちゃありましたがこの頃は誰にもその部分は見せていませんでした。なぜか友達いなくなると思って。)

そうすると、だんだんと見えない存在とのつながりを描いているのに、なんであんたコラージュしてるん?
なんでなん?ぜんぜん関係あらへんやん。。!

と、関西人でもないマスダは思い始めます。

いや、そうだよね。
ホント、なんでコラージュしてるんだろう。。?という気持ちが大きくなってきて、コラージュに変わる何かいいものはないものか。。と考えあぐねたのです。

 

つないで生まれるもの。

そして考えあぐねた結果、

刺繍。。いんじゃね?

とマスダ思いつきました。
だってさだってさ、刺繍って糸と布をつないでいって、糸でどんどんつないでいって何か模様や形が生まれてくるじゃないですか。。!

こ、これはマスダの絵のテーマ「つながり」とピッタリやないかい!とピコーーーン!と思いつき、刺繍をしてみることにしたのです。
そうしたら、これはマスダにもぴったりの素材で、もともと編み物なんかもはまってしまうタイプだったので刺繍もずっとやっていられる。。!全然辛くない!
ずっとやりすぎて腰とか痛くなるけど、トモミぜんぜんへいっちゃら!だったのです。

▼2013年後半くらいから刺繍し始めている。これは2014年の作品。
ここら辺からすごい色のトーンも変わってる。

ただ問題は今まで以上にめちゃくちゃ時間がかかるっていうこと。
刺繍ってやってみるとわかると思いますが、模様を作るのにも線を縫うにしても思ってる以上に時間がかかります。え、マスダだけ?キャンバスに縫い付けてるっていうのもあるのかな?

小さな作品だったらまだしも、1m弱くらいの作品とか果てしなさマックスです。
いつになったら終わるのですか。。先生!私もう腰がヤバすぎてこの、少し前かがみのおばあさんみたいな形から戻れません。。!ってなります。マジで。

でもやりたいからやるけどさ。

▼2016年からは抽象的になってきた。

 

そんな感じで、マスダは絵に刺繍をするようになりました。
ぜひ実際の作品を観て下さると嬉しいなと思います。

マスダ トモミ
コラージュとか刺繍とかなしで、絵だけでっていう風にはなぜかならなかった。。アパレルで長く働いていたのも関係あるのかなと思ったり。ではまた*

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ABOUTこの記事をかいた人

増田 智己

手刺繍入り画家。 アパレル販売員から、とあることがきっかけで画家活動開始。 ワークショップもやってます。 北海道出身。埼玉県在住。アウトサイダーアート・子供の絵が好き。 現在はおばあちゃんちみたいな平屋で制作中・都会に近い田舎暮らし。 ふがし・チョコ・みかん・庭の剪定が好き。