
絵を描いた上に刺繍やスパンコール、
ビーズにチュールレースなどをほどこし制作した作品たち。
そんな作品たちで笑顔が広がっていきますように*
増田智己-マスダトモミ-の絵の世界。
小さな頃から絵を描く事が好きで、絵を描くお仕事をしたいなぁと思いつつ
どうしていいかわからずに、アパレル販売員のお仕事を長く続けていた私。
絵の活動を本格的に始めたのは34歳の頃。
スタートは「悲しみ」から始まっていたので、
初めの頃は自然と悲しみを絵にぶつけていたようで、
「可愛いけれど怖い絵。」
と言われたりもしていました。
活動を続けていく中、
「私は絵で悲しみを伝えたいんじゃない。」
と思い、悲しみはもう描かないと決めました。
悲しみから気づいた、大切な事。
今日も元気に生きられている事。
大切な人とごはんが食べられる事。おしゃべりできる事。
しあわせってすぐそばに、もうすでにあったんだっていう事に
気づかせてもらって、
全部はつながっていて、私は今ここにいるんだという事を
絵の中で表現していきたいと思い、
長いあいだ「つながり」を意識して絵を描いてきました。
刺繍をするようになったのも、素材と素材、何かと何かを
つなげて新しい形が生まれていく事からテーマにぴったりだと考えて
使用するようになりました。
そして作品は持ってくださる人の「お守り」のようであってほしい、
と思いつつ制作していました。
でも、ここ1~2年でまた変化している自分に気づきます。
深く長いずっと持ち続けていくと思っていた「悲しみ」が
癒えている事に。
ずっと「自分と何か」のつながりを描いていたように思うのですが、
自分自身が癒えている事を感じると、
「誰かの何か」になりたいと思い始めています。
「誰かの何か」になる絵を描いていく事で
たくさんの人たちの笑顔をもっともっと広めていきたい。
ただただ自分が出来る事で、大好きなものたちを描いていく事で、
どこかの誰かが笑顔になってくれていたら
もうそれだけでサイコーじゃないですか*
最近はそんな事を思いながら制作しています。


